東京成徳大深谷 vs西武文理(写真=河野正)

 新人大会は3-4-1-2の陣形だったが、4月に開幕した県U-18リーグ1部(S1)から4-4-2へ移行した。左の山谷康太朗、右の菅井陽斗(ともに2年)の両SBが高い位置を取ってスピード豊かに攻撃参加。前チームから2トップを組む190センチの頓宮琥太郎、川上稜介(ともに2年)のFWに最終パスを預けてゴールを狙った。

 1、2回戦とも1、2年生を主体にしたメンバー構成ながら2試合連続無失点でベスト8に勝ち上がった西武文理は、3試合目で初めて3バックに手を加えた。黒岩宏明監督は「セットプレーが多くなると思い、その対策として大柄なDFを使いました」と説明し、右ストッパーに小川壮志朗を起用。これで3バックとGKはいずれも1年生が担当することになった。

【次のページ】 準々決勝 東京成徳大深谷 vs 西武文理(3)

▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選