
大和 vs 星槎国際湘南
2点のビハインドでようやくギアの入った大和は29分、右サイドのアタッキングサードで勝負を仕掛けたMF6山川佳祐のゴールで追撃を開始する。
しかし、互いに勝負をかけて臨んだ後半、試合を動かしたのはまたしても星槎国際湘南だった。43分、左サイドからの攻撃で弾き返されたセカンドボールを回収した草柳が「今日は当たっていたので自信を持って蹴った」と振り返った一撃が見事にゴールネットに突き刺さり再びリードを2点に広げる。
だが、大和も負けていない。50分、MF22溝口翔太が豪快なミドルシュートで1点を返すと、64分、同じく溝口が自らのスローインのリターンを受けるとニアを狙ってシュート。これがGK1小林楓雅のこの日唯一のミスを誘ってそのままゴールイン。ついに試合を振り出しに戻した。
一気に勝ち越しを図りたい大和だったが、星槎国際湘南も徐々に試合を落ち着かせると試合は膠着。10分ハーフの延長へ持ち越される。しかし、互いに譲らないまま、ここでも決着はつかず、ついに決着はPK戦に委ねられた。
▽令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選
令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選