雨中の激戦は星槎国際湘南に軍配。大和とのPK戦を制す

星槎国際湘南イレブン
4月13日、令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選2次予選が県内各地で行われた。向上高校グラウンドの第1試合では、Cブロックの4回戦が行われ、大和と対戦した星槎国際湘南が3-3で突入したPK戦を4-3で制し、東海大相模とのブロック決勝に進出した。
「3-1になったところで気が緩んでしまった。そこでもう1点取ってちゃんと仕留めたかった。ただPK戦まで経験出来て良い意味で次の準備がたくさんできたことはポジティブに捉えたい」という星槎国際湘南・永瀬裕記監督の言葉が示す通り、チームにとって大きな財産となる勝利だった。
キックオフのボールをいきなりファーストシュートまで持ち込んだ星槎国際湘南は、直後から雨で濡れたピッチを確かめるように丁寧にパスを繋ぎながら試合を組み立てる。すると10分、MF7富永凌が送ったラストパスをFW9武藤充真がGKの動きをしっかりと確かめ先制する。さらに16分には、ゴール正面で獲得したFKを「フリーキックは自信があった。落ち着いて狙い通りに蹴れた」DF5草柳涼太が低く鋭い弾道でGKの手を弾きながらゴールに叩き込みリードを広げる。
▽令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選
令和7年関東高校サッカー大会神奈川予選