
平塚学園 vs 横浜商
失点しても落ちずにチームのペースを崩さずに戦う横浜商大高の選手たち。ゲーム終盤の70、72分と2度のセットプレーのチャンスを作り出すが、決定機はわずかにゴールを逸れた。
試合終了の笛が鳴った瞬間、スコアは2-1。勝利を掴んだのは平塚学園だったが、最後まで攻める姿勢を崩さなかった横浜商大高の姿勢は確かに光っていた。
試合を終えた後、平塚学園のGK1林奏多は「後半立ち上がりに点を取れたのが大きかった。全員で声を掛け合って集中を切らさずに戦えた」と振り返った。最終ラインが横浜商大高の猛攻をしのぎ切ったのは、彼の冷静なコーチングと、スタンドからの応援の力だった。
この試合に懸ける思いは、選手だけではなく指揮官にもあった。横浜商大高の安達監督は「内容はトレーニング通りできたが、あと一歩の勇気が足りなかった。選手たちはもっとできる。夏を超えて成長したい」と前を向いた。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選

