松山北「美攻賢守」貫き、後半怒涛の3得点 10大会11年ぶりインターハイ出場決める!

矢野泰聖(松山北)が先制弾

 5月31日に今年で最後となる地区予選を勝ち抜いた17チーム(東予6・中予6・南予5)に、新人大会優勝の新田と、プリンスリーグ四国参戦中の今治東中東教育学校(以下、今治東)を加えた19チームで開幕した令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)愛媛予選。6月3日までの3日間で準決勝までを消化し、6月8日、ニンジニアスタジアムでの決勝戦カードが決まった。

【フォトギャラリー】今治東中等教育学校 vs 松山北

 その栄えある両チームとは、1つはスコアレス延長戦にもつれ込んだ帝京第五との準決勝で今大会を前に11月に負った大ケガから復帰を遂げたキャプテン・末光瑛翔(3年)が直接FKを沈め、学校史上初の大会2勝・ベスト16入りと旋風を巻き起こした選手権に続く2大会連続全国大会切符獲得、11大会ぶりのインターハイ出場へ王手をかけた松山北。対するは同じく準決勝で新田に主導権を渡さず3-2で勝ち切り、3大会ぶりインターハイ出場へあと1勝と迫った今治東。両校は昨年の愛媛県リーグ(Eリーグ)1部では今治東の1勝1分け。直近の対戦では選手権を目前に調整中だった松山北に対し、Eリーグ優勝がかかった今治東が9-1と大勝を収めている。

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)愛媛予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)愛媛予選