神村学園イレブン(写真=森田将義)

「フォーメーション的に途中から相手に対応されてしまい、自分たちはなかなか打開できずにいた。自分たちの特徴である崩しが上手く行かなかった」と振り返るのは中野で、サイドに活路を見出そうとしてもDF2藤井サリュー(2年)が対人の強さを発揮し、仕事をさせてもらえない。8分には右サイドでインターセプトした藤井のクロスから、ファーサイドのMF10細田康貴(3年)がクロスバー直撃のシュート。16分にもスペースでボールを受けた藤井が縦突破から中にクロスを入れ宇土、ファーのオノボがヘディングでゴールを狙った。

 試合の流れを引き寄せながらも1点が遠い展開となったが、31分にはMF20薮野壮二朗(2年)からのパスにオノボが反応。「うまくターンできたので、あとは自分で運んで打つだけでした」と冷静にゴール前へと運んで、右隅に流し込んだ。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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