指揮官も心強く頼もしいと話す3年生。決勝ゴールを決めた大澤も「1点取られた時は焦ったんですけど、自分が決める気持ちがさらに強くなった」と逆境をパワーに変えられたと胸を張った。

 そして野辺地西との準決勝に向けてエースは「明日は自分が先制点を取ってチームに勢いを付けたい。そして明後日の(両チームが勝ち上がれば決勝で当たる)山田戦に挑みたい」と意気込みを語った。

 畑中監督は「野辺地西さん非常にパワフルなチームですので、押し込まれる部分もあるかと思うんですが、光星らしいサッカーが展開できるように良い準備をしたい」とあすの決戦を見据えた。

 一方、惜しくも準決勝進出を逃した三沢はGK1澤頭簾(2年)を筆頭に守備陣が最後まで身体を張って相手の攻撃陣を苦しめた。先制直後にPKで流れが変わってしまったのは悔やまれるが、この経験と悔しさを選手権にぶつけてもらいたい。

(文・写真=会田健司)

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選