八王子 vs 都立竹台

 クーリングブレイクを経て22分、左サイドを突破したFW9関田蕗の折り返しをFW11川嵜晴斗が流し込み3-0。都立竹台も反撃に出て37分、MF7岩崎匠磨が抜け出して放ったシュートのこぼれ球をFW11廣瀬息吹が押し込み1点を返す。しかし八王子は直後の38分、関田が仕留めて4-1。前半だけで勝負を大きく傾けた。

 「入りが非常に良かった。プラン通りに徹底してくれた」と八王子の会田起由監督。大量の1年生を抱える若いチームにとって、序盤のゴールは何よりの追い風だった。

 「夏休みに入ってから一体感を高めることに力を入れてきた。上級生が背中で示してくれたおかげで、1年生も自信を持てるようになった」と語るように、この日の試合には“チームのまとまり”が随所に見えた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選