後半も八王子は攻撃の手を緩めない。42分には関田が中央突破を仕掛け、46分には再び福本(佳)が抜け出すもオフサイド。56分にエースの関田が負傷交代する場面もあったが、その直後、代わって入ったFW17本宿壮大が65分にダメ押しの一撃。「監督から“点を取ってこい”と言われていた。いいボールが来たので合わせるだけだった」と振り返った。

 気温は上昇し続け、足をつる選手が続出。それでも八王子は最後まで集中を切らさず走り切った。80分間、冷静にゴールマウスを守り続けたGK1影山陽人は「失点はあったけど全員で声を出して走り切れた。大量得点は次につながる」と充実の表情を浮かべた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選