
都立足立西 vs 都立上野
19分にはMF14山下幸我のミドルシュートがクロスバーを掠める惜しい場面もあったりで、都立足立西が試合をコントロールしているかに見えた。しかし、前半アディショナルタイム、都立上野FW9後藤龍之介のFKが決まり、試合は振り出しに戻る。「あの辺はちょっと少しの緩みからその連鎖が繋がっちゃって」とDF5川内夏樹が悔やむように、一瞬の隙を突かれた痛恨の失点だった。
後半、同点に追いついた都立上野の勢いが都立足立西を上回る。62、64分と立て続けに決定機を作られるが、都立足立西のGK12金井蓮が好セーブを連発。村井悟志監督が「彼自身は非常に信頼感のあるキーパーで、みんな納得してフィールドに送り出してます」と評するように、チームの信頼に応えるファインプレーだった。
残り10分、両チーム選手に足を攣る者が続出。「最後まで足攣りそうでしたけど、もう頑張って、暑さにも耐えながらしっかり走りきりました」と三浦が語るように、まさにサバイバルゲームの様相を呈した。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

