
先制点を決めた東京都市大付DF4曽羽大樹
「インターハイ終わってから色々考えた高校3年生が残ってくれた。4人残ってくれたので、チームとしてはやっぱり高校3年生のために走る、最後までやりきるってことだけを念頭に入れながら夏休みを過ごした」と都市大付の森岡祐希監督は語る。
試合は都市大付ボールでキックオフ。初戦特有の硬さが両チームを支配する中、8分に流れが変わった。都立昭和のバックパスの連携ミスを見逃さなかった都市大付のFW11佐藤壮一郎が素早くゴールキーパーに詰め寄り、CKを獲得。そのクロスボールに飛び込んだのはDF4曽羽大樹だった。ヘディングシュートがゴールネットを揺らし、都市大附属が先制点を奪った。
「たまたま僕のところにボールが来たので、あとは頭で合わせるだけだった。ゲームキャプテンとしてチームを勢いづけたい気持ちがあった」と曽羽は振り返る。この一撃が、チーム全体の緊張を和らげた。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

