受験生4人の覚悟が生んだクリーンシート 東京都市大付が昭和を3-0で下し2回戦へ

東京都市大付イレブン

 41.8℃。人工芝の照り返しが容赦なく照りつける東京都市大付属高校グラウンドで、第104回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選が幕を開けた。年末年始の風物詩として親しまれる高校サッカー選手権。その予選が酷暑の真っ只中、夏休み終盤に開催される過酷さ。8月31日、それぞれの高校サッカーを懸けた戦いが行われた。

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 1回戦、東京都市大付都立昭和。注目すべきは都市大付の3年生だった。インターハイ終了後、進路に悩む中で4人が最後まで残る決断を下した。受験と部活の両立という重圧の中、チームメイトのために戦う覚悟を固めた彼らの想いが、この試合を特別なものに変えていく。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選