
成城 vs 都立山崎
試合後、彼は穏やかな笑顔で言った。
「PKを外しても、すぐ切り替えられたのが良かった。高校の公式戦での初めてのハット、嬉しいです」
その言葉には、仲間と積み重ねてきた夏の日々が滲んでいた。
試合の口火を切ったのはMF7日下結翔。開始6分、抜け出して冷静にゴールを決め、重苦しい初戦の空気を一変させた。「自分のゴールで緊張をほぐせた」と笑みを浮かべた。13分にはMF11 國廣丈がコーナーから頭押し込み、成城は一気に優位に立った。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

