「チームが共有すべきことを一度、見直してから、いまはある程度の形が作れています」と主将DF22山田。「インターハイ予選で負けた後、都リーグ(T4)でもなかなか勝てないなか、チームとしてどう戦えばいいのか悩みました。(合宿では)これまでのやり方を見直し、微調整を繰り返しながら、ようやくできるようになりました。(いまのチームには)ひとりで突破できる選手が少ない分、みんなでつないで相手を攻略していくやり方を取っています」と経緯と理由を語った。
約1か月半という短い期間でのこの完成度。DF22山田の言葉を借りれば、選手個々の戦術理解度が高さに加え、勝ちたい気持ちが浸透の速度を速めたといえる。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

