ナイスセーブのGK1日野は「相手にとって絶対に(PKを)決めないといけない場面なので、少し焦っているかなと感じていました。自分が決めたところに飛んだらちょうどボールが来ました」と振り返った。

 ここまで城北はほぼ完ぺきなゲーム運び。4、5点と追加点があってもよかったがそう簡単ではなかった。

 城北優勢で終わった前半から後半、趨勢は徐々に東農大一に傾いていく。3点差をつけられているとどうしてもメンタルは落ちてしまうもの。しかし東農大一は点差を感じさえない旺盛な攻勢を見せ、サイドから中央から城北を圧倒。押される城北守備陣は耐える時間が続いた。

【次のページ】 ブロック決勝 城北 vs 東農大一(5)

▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選