京都橘 vs 京都共栄(写真=雨堤俊祐)

 25分にはゴール前でFKを獲得。DF内田遥馬(3年)が右足で狙ったシュートはGK平誠雅(3年)にセーブされたが、それで得た左CKから先制点が生まれる。26分、MF松髙晃太(3年)の蹴ったボールをファーサイドの大外で恩田が頭で折り返し、中央で鍔本が蹴り込んだ。京都共栄が1点をリードして、前半を折り返す。

 対する京都橘は、持ち味を発揮しきれない前半の40分間を過ごした。この日は自陣で構えて守る際はサイドハーフを1枚落として5人の最終ラインで対応する戦い方だったが、全体が後ろに重たくなってしまい、ボールを奪ってもいい形で攻撃につなげられない。

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▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選