内野監督は有川のスーパーシュートを称賛した上で、決勝点をおぜん立てした安藤にも言及。「中体連の選手でもやれるんだ、という勇気を与えるくれる。チームに活気がみなぎるんです」と目を細めた。
プレー時間は短く、シュートも打っていない。しかし安藤の、あのワンプレーが勝利の何割かを呼び込んだことは間違いない。「自分が流れを変えようという強い気持ちでピッチに入りました。有川君は僕の近くにいてくれるので、信頼して後ろに落としました」と滑らかな口調で説明する。
安藤がトップチームの試合に出場したのは、2月にあった西武台との新人大会決勝以来2度目だ。トップ下で先発したが、1-5の完敗を喫した。「悔しい思いをさせられた因縁の相手ですし、今度こそやってやろうという気持ちで練習してきました。点にも絡め自信につながる」と声を弾ませた。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選



















