後半40分20秒にMF有川達琉が値千金弾 武南が難敵・西武台を下し準決勝へ

有川達琉が値千金弾(写真=会田健司)

 第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選第5日は11月2日、浦和駒場スタジアムで準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出そろった。関東高校大会予選準優勝の武南は、プリンスリーグ関東2部の西武台を1-0で破り、11月9日の準決勝(13時35分・NACK5スタジアム)で、初めてベスト4に進んだ細田学園と顔を合わせる。武南の4強進出は2年ぶり30度目。

【フォトギャラリー】武南 vs 西武台

 4-3-2-1の陣形を編成する武南は、右2列目の関口海龍(3年)がパワフルなドリブルで敵陣に前進すれば、左2列目の渡辺悠(2年)は軽やかでリズミカルな持ち運びから相手のマークをはがしにかかった。これにトップ下の有川達琉(3年)が絡み、ワンタッチプレーや巧妙なパス交換から敵の守備を切り裂くアイデアを創出。立ち上がりは武南がボールを握り、攻め込む回数が多かった。

【次のページ】 決勝トーナメント準々決勝 武南 vs 西武台(2)

▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選