
細田学園 vs 武南
細田学園は先制されてから3分後の前半19分、すかさず同点にした。右シャドーの小野寺快斗(2年)が、武南のGK笠井達喜(3年)のキックをカットし、右外にドリブルを開始。カットインからマーカーをかわすと、逆サイドに豪快な一撃を蹴り込んだ。1-1で折り返すと思われた39分には、ボランチ中村圭佑(3年)の蹴った右CKから186センチの高久がヘディングシュートを決めて逆転。絶好の時間帯に勝ち越し点を手に入れた。
この失点に武南の内野慎一郎監督は「5番(高久)が(セットプレーの)ターゲットなのだから、やられてはいけない選手にやられてしまった。大きな反省点」とお冠だった。
後半に入ると武南の効果的なプレッシングが効果を発揮し、こぼれ球の回収率も格段に上がったことで主導権を奪い返した。内野監督は「相手の3バックとボランチを捕まえられるようになった」と、この5人による細田学園のパス交換を遮断できたことが理由だと説明する。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

