
奈良育英 vs 山辺
雨が降りしきる悪コンディションの中、両チームとも序盤からハイプレスを仕掛ける。ボール奪取後、奈良育英はFW堀大輔(3年)を目がけてロングボールを入れ、シンプルに攻撃を展開。一方の山辺はスピードのある両サイドMF高田蓮太郎(3年)、池端空斗(3年)を相手DF陣の裏に走らせ、サイド攻撃から得点を窺う。
スコアが動いたのは前半11分。奈良育英は、今大会幾度となく得点を生み出してきたコーナーキックから、山辺ゴールをこじあける。右CKからMF福西恭英(3年)のファーサイドへのボールをMF西村優士(3年)が打点の高いヘディングで合わせて、先制ゴールを奪った。追加点も西村の頭から。4分後に同じく右CKを得た奈良育英は、再びファーに入った西村が頭で折り返したボールを、最後は西澤雅楽(3年)が合わせてゴール。早い時間帯に2点をリードした。
▽第104回全国高校サッカー選手権奈良予選
第104回全国高校サッカー選手権奈良予選

