東京成徳大高 vs 日大豊山

 昨年の関東高校大会予選で準優勝した時のレギュラーはボランチ髙橋叶愛(3年)ひとりだが、4-2-3-1の陣形から丁寧にサイドへ展開し、得点チャンスをうかがった。

 1次予選3試合を20得点・無失点で勝ち上がった東京成徳大高は4-3-2-1システムを取り、立ち上がりから鋭いサイドアタックを仕掛けた。右の末岡大和(2年)と左の竹本皐希(1年)が、外からスピード豊かに敵陣へと進入。末岡はロングスローからも好機を演出した。

 東京成徳大高は前半2分、末岡の右ロングスローから1トップの栁澤怜(1年)がシュート。22分に右SB荻谷龍空(3年)の蹴った右CKをCB金子優貴(3年)がヘディングシュートしたが、わずかにバーの上だった。34分には末岡が豪快なミドルシュートを打ったが、いずれの一撃もGKの正面や枠外で得点には至らなかった。

【次のページ】 Bブロック2回戦 東京成徳大高 vs 日大豊山(3)

▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選