
正則学園 vs 海城
いきなり前半5分に先手を取った。右CKを獲得すると、トップ下の加邉登湧(3年)が上げたボールがゴール前で混戦となり、素早く回収した左SB岡部翼(3年)が蹴り込んで先制する。
1次予選3試合を20得点・1失点で勝ち進んできた海城は4-4-2システムを取り、FW鎌田悠佑(2年)がドリブルやポストプレーで攻撃の中心を担った。ボランチ牧野悠太(2年)の視野の広さとパス出しの精度、左2列目の笠間結貴(2年)の突破力も威力があった。
海城は1点を追う前半22分に笠間がPKを獲得し、自らキッカーを務めたが相手GK石井大翔(3年)に阻止され、絶好の同点機を逸してしまった。ところが33分、その石井が左から進出すると、左足で逆サイドに同点ゴールを蹴り込んで試合を振り出しに戻した。
前半を1-1で折り返したが、後半がキックオフされてからわずか30秒だった。正則学園が勝ち越しゴールを奪う。
CB大川泰明(3年)が蹴り上げたロングパスは相手にクリアされたが、拾った加邉が右から最終パスを送ると、左2列目の髙畑真里(3年)が合わせて決勝点。3点目は15分だ。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

