笑顔の裏には悔しさがあった。インターハイ東京予選2次トーナメント1回戦(5月25日)駒澤大高戦で成城学園は0-4で敗れた。
大会後、GK1横溝はサッカーを離れようと考えた時期があった。「勉強だけという選択肢もありだなと思いましたが『(駒澤大高戦は)自分のせいで負けた』『4失点は全部自分のせい』という気持ちが強くありました。だから親と相談した結果、『悔いが残らないように』とサッカーを続けることを決めました」
時に受験のため、練習を休まざるを得ないことがあった。そのことに申し訳なさを感じていたという。「もし自分なら、たとえ先輩でも練習に来ず、試合に出るのは納得がいかないと思います。それでも後輩たちは文句をいわずに一緒に練習してくれましたし応援してくれました」と力になった。守護神の人柄の良さが伝わる。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

