後半に主導権を完全に握った國學院久我山が創価を2-0で下し8強進出

國學院久我山イレブン(写真=矢島公彦)

 10月19日、第104回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選Aブロック3回戦で3年ぶりの全国大会出場を目指す名門・國學院久我山創価が激突。試合は時間の経過とともに久我山が精度と強度を高め、後半にFW10加藤瑛汰(3年)とDF4キャプテン本山祐也(3年)の得点で勝負を決めた。

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 前半は小雨が降り続く中、両校とも慎重な入りを見せた。久我山はMF6伊東航(3年)が中盤でテンポを作り、徐々に攻撃のリズムを整えていく。17分、FW10加藤瑛汰(3年)がハーフウェイライン付近から放ったロングフリーキックが直接枠を捉え、創価GK1大竹一輝(3年)が必死に弾き出す。28分には加藤のスルーパスに抜け出した伊東がペナルティエリア外正面から左足で狙うも、クロスバー上へ。久我山が押し気味に試合を進める。一方の創価は35分にはFW18三浦和伸(2年)がスピードを生かしたカウンターからチャンスを作るが、久我山GK1鎌田夏生(3年)が好セーブ。40分には久我山FW9 板東輝一(3年)が左サイドから切れ込み左足シュートを放つも、ゴール右へ。小雨の中、両者譲らず、前半は0-0で折り返した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
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