
早稲田実業 vs 国士舘
殊勲のFW19篠田は「並走する相手をどれだけ引き離すかを考えていました。相手も速かったですし、簡単にシュートは打たせてくれないなとわかっていました。どんな状況でも落ち着いてゴールに突き刺すことを考えました。一度交錯して立った時にボールがあったのでGKに当てないように打ちました。僕はテクニックがなく身体能力だけなので、ズドンと」とゴールまでの11秒間を振り返った。
「選手はよく頑張ってくれました」と安どの早実・森泉武信監督。「年間でもなかなかないくらいドタバタしました。いつやられてもおかしくなかった展開」と話すように国士舘の攻勢に早実はさらされた。
国士舘のFW9石田凌空、FW11原田健が再三、襲い掛かれば、MF8小林斗翔が攻撃にアクセントをつけ、ゴール前に抜け出し、自らシュート。さらに後半13分から投入されたMF20上田拓海がサイドから起点を作り、ゴール前に供給。決定機を何度も作った。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

