ピッチに送り出された際、FW19篠田は「裏に抜けろ」「簡単にやってこい」と指示を受け、何度もカウンターを仕掛けた。
そのなか、決勝点の直前、それなりに迷いがあった。
「後半アディショナルタイムだったので、守備に戻っていいのか、前でゴールを狙っていいのか、考えていました。ただ守備はキャプテン(MF7野川)に任せて、前に残りました。そうしたらキャプテンからドン‼と良いパスが来て、あとはスピードを武器にしてゴールに行けたのは信じた結果かなと」と言えば、MF7野川は「前を見たら、篠田がいたので、『空いているな』と思い構えていました。たまたま足元にボールが来たので篠田は足が速いので生かすために速いボールを出したら、独力で行っちゃいましたね(笑)。一度立ち上がって、サイドネットにぶち込もうという強い気持ちがあったからこそ決まった、そこは彼の素晴らしい、負けず嫌いの性格が出たと思います」と称した。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

