しかし早実としては想定内。

 森泉監督は「予想以上にドタバタしましたが、そこをしのげたのが勝因でした。苦しくて押されているなかでもあまりストレスに感じないので、そこを貫いてくれました」と劣勢ながらも堅守で耐えきった。

 采配も当たった。後半開始から投入し、終了間際、劇的な決勝弾を決めたFW19篠田。スタメンでも通用するがあえて切り札として温存していた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選