ロングスローの担い手でもあるボランチ川村涼(2年)が、長短のパスを手際よく配給し、左2列目の近藤獅恩(2年)が重量感のあるドリブルとフィジカルの強さを生かしてキープ力を発揮し、攻撃の起点となった。

 1年生が7人も先発した上尾は、ボランチ鈴木颯介(1年)が、積極的にボールを要求しては中列後方から攻撃参加。的確なパスでチャンスをつくり、自らゴールも狙った。立ち上がりは我慢の時間帯が続いたが、前半11分に先制に成功した。トップ下の梅澤翼(1年)が蹴った左CKがオウンゴールを誘い、幸運な形で先手を取った。

 これで流れが上尾に傾き、28分にこぼれ球に素早く反応した鈴木が強烈な右足シュート。鈴木は39分にも決定的な一撃をお見舞いしたが、右に横っ跳びしたGK大竹日丸(2年)のビッグセーブに阻止され、追加点を奪えなかった。

【次のページ】 2回戦 上尾 vs 大宮工(4)

▽令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)