1分の追加タイムが終わろうとしていたラストプレー。川村が入れた右CKは何度も何度もゴール前で混戦となったが、最後は江口の打ったシュートのこぼれ球を野中が拾い、コースを狙った正確な弾道がゴール右に決まった。
フル出場した野中は「ボールを受けた時は人がたくさんいてシュートコースがなかったので、緩いボールが有効と思って打ちました」と機転を利かせたプレー選択であったことを説明。一進一退の攻防を展開した後半の戦い方については、「監督さんからああいう状況での試合の進め方を教わっていたので、落ち着いてできたと思います」と笑顔で話し、「まだだいぶ先の話ですが、将来は教師になってサッカー部の指導をしてみたい」とスピードが持ち味の背番号11は、勝った喜びも手伝って舌も滑らかだった。
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)

