武南は前半15分、トップ下の三友凪(新3年)が出色のスルーパス。左2列目の渡辺悠(新3年)が右サイドから飛び出してシュートしたが、やや勢いが弱くGKに捕球された。前半のシュートはこの1本だけだった。

 聖和学園は前半6分、髙瀬の入れた左FKを竹内がファーサイドから右足で合わせたが、わずかに枠を捕らえられなかった。20分には右サイドでショートパスを3本つなぎ、最後は浅倉がゴールを狙ったが、DFにクリアされた。

 高い水準で実力の接近する両校だけに、ゴール前の攻防が少なかったとはいえ、25分ハーフの試合が短く感じられる内容だった。

 武南は後半開始から3人が交代し、聖和学園は一挙に7人を入れ替えてタイトル獲得を目指した。

 5分だった。武南が敵陣右45度、22メートル付近でFKを獲得。八百川がボールをセットする。鋭い弾頭のシュートがGKの手に触れながらも、ニアサイドを破ってゴールインした。「チームメートが狙えるんじゃないかと勧めるもので、ニアサイドを目掛けて思いっ切り左足を振り抜きました」と最優秀選手は照れくさそうに喜んだ。

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▽第45回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第45回浦和カップ高校サッカーフェスティバル