■実践学園対保善
 最終節を残すT1リーグで堂々の首位に立っている実績を引っ提げて挑んだ今大会、しっかりと西が丘進出を果たした実践学園の準決勝。これまでの戦いぶりは都立片倉都立野津田と続いた2試合で6得点1失点と本来の堅守を根底に置いたシンプルかつ大胆な攻撃が結果を出してきていると言える。両サイドの速さを活かした迫力あるカウンターの精度も高まりを見せている2年前の王者は決勝進出へ視界良好といったところか。好成績を収めているT1リーグでは17試合中15試合で先制点を記録し、今大会もここまで2試合連続で先制。まさに“先手必勝”の実践学園、迎える準決勝でも積極的に前線への推進力を高める立ち上がりから主導権を握っていきたい。

 対するは実に10大会ぶりに西が丘に帰ってきた保善。1次予選3試合を17得点無失点と圧倒的な強さを見せつけて勝ち上がると、一転して都大会では接戦の連続。初戦でかえつ有明を3対2で破ると、続く日大豊山には後半アディショナルタイムに生まれた決勝点で2対1の劇的勝利。勢いに乗るチームは劣勢が見込まれた東京朝鮮高級学校との準々決勝でも終盤、必死の追い上げを見せる相手の攻撃をかわし2対1で勝利を収めた。
 そんな保善で目を引くのは徹底されたイレブンの献身的なプレー。一人一人のボールへの執着心は攻守において驚異的な粘り強さを生み出している。格上相手に挑むこの準決勝、まずは守備を意識した運動量で相手を上回り、ロースコアのゲームに持ち込むことで勝利を手繰り寄せたい。11月9日、11時からのキックオフを予定している。

 尚、高校サッカー選手権2次予選は準決勝に続き、A、Bブロック共に11月15日、西が丘で決勝戦が予定されている。

Aブロック組み合わせ・結果

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