
開幕勝利に笑顔を見せる
この試合の立役者の一人は、急きょ出場しリズムを作り出した難波祥平。昨年はあまり出場機会に恵まれなかったが、今年に入ってから徐々に頭角を現してきた。小山監督も「よくやってくれた」と認める活躍を見せた難波は、人懐こい笑顔を浮かべながらも「今日の出来は50%くらい。」と、自分の力はこんなもんじゃないと強気にアピール。「チームが勝って関東に上がれるように、これからも試合に出て結果を残せるようにトレーニングを積んでいきたいです。」と引き締まった表情を見せた。
また、前半から積極的な動きを繰り返し、東京情報大DFをかく乱、ゴールを狙い続けハットトリックを達成した浜田幸織も「開幕戦なので、シュートをどんどん打っていこうと思っていた。前半もっと決められるところがあったので、そこは反省点。相手の嫌な所でプレーする機会をもっと作りたい。続けて試合に出られるようにアピールしていきたい。」と冷静に振り返った。
「序盤はガチガチだったけど、試合が進むごとに硬さが取れ、落ち着いて試合を運ぶことができた。そうなれば、チャンスは出来る。」
小山監督はそう開幕戦を振り返った。速く、シンプルに動き続ければゴールは生まれる。
また、主力の交代劇に動揺も見られるかと思ったが、チームは落ち着いていた。「チームも少し大人になってきたかな(小山監督)」。そう、2、3年生が主体となった今回のピッチ上で、選手たちは状況をしっかりと見て浮足立つことなくプレーをしていた。チーム状態はなかなか良いとみていいだろう。
活躍を見せた難波、浜田の両選手が口を揃えて言ったのは「試合に出て結果を出せるようアピールしたい」ということ。「1年生で、面白い子がいる」と小山監督が語るように、チーム内での競争も激しくなっている。4年生がまた試合に出るようになれば、ますます層は厚くなり、チームも強く、成熟していくはずだ。悲願達成へ勝負の3年目。まずは頼もしい船出となった城西国際大。次戦は4月12日、淑徳大と国際武道大グラウンドで対戦する。淑徳大も昨期の2部から1部昇格を決めたチーム。勢いのあるチームをどう崩して、さらに弾みが付けられるか、大いに注目したい。

