江戸川大に借りを返し決勝に名乗りを上げる!

後半21分から登場したFW村下和也

初の天皇杯出場を目指す城西国際大の挑戦は続く。
 4月2日、第22回千葉県サッカー選手権大会準決勝の対戦相手は、およそ1カ月前にぶつかった江戸川大(天皇杯の県予選を兼ねた1次予選決勝)。そのときはPK戦の末、敗れている。同じ相手に二度、続けては負けられない。そんな意気込みが城西国際大に充満していた。

 試合の内容に入る前に、千葉県の天皇杯代表決定に関するレギュレーションについて簡単に説明しておこう。まず、1次予選となる千葉県第1種サッカー選手権大会が行われ、その上位3チーム(優勝、準優勝、3位)にブリオベッカ浦安(JFL所属)を加えた4チームによるトーナメント戦によって最終決定される。
城西国際大は前述の1次予選決勝で江戸川大に敗れているが、準優勝チームとして準決勝に名乗りを上げたわけだ。

 城西国際大は今、昨年までの4バック主体から3バック主体へと変更し、トレーニングを積んでいる。その基本陣形に従うと準決勝のスタメンはGKが前川天良、ディフェンスラインが左から川越理来、徳元悠平、安里駿汰、ボランチが松川翔と川尻龍司、左のアウトサイドが三宮捷、右のアウトサイドが佐々木良、そして前線の3人が真ん中に藤井慎之輔、左に平野皓巴、右に武者史也という3-4-3に若干の修正が加えられたシステムだった。
左アウトサイドの三宮捷がやや高い目に位置し、右アウトサイドの佐々木良が少し絞るような形を作っていたのだ。

 立ち上がりは江戸川大にペースを握られてしまう。テンポよくボールを動かせず、守備に追われた。だが、前半13分、左CKのチャンスを生かし、均衡を破る。
「僕はそれほど身長が大きくないけれど、セットプレーになると、ゴール前に飛び込んでいくことが多い。自分の目の前はダンゴ状態だった。でも、ボールがうまく抜けてきましたね(笑)。試合の入り方があまりよくなかったので、先手を取れてよかったです」と、ゴールスコアラーの三宮捷が会心の笑顔を浮かべる。

 落ち着きを取り戻した城西国際大は1点のリードを守りつつ、ハーフタイムに突入。ここで、福井監督は「チームの今後を考えたら、もっとボールを動かすことが重要」と指示。

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