天候は晴れ。半袖でも過ごせるくらい気温は上がった。ただ、思いのほか風が強い。コイントスの結果、前半は風下に立たされたが、10分に幸先よく先制点を奪う。
右サイドのスペースに走った井上達貴からゴール前の平野皓巴へ。相手を背負いながらもゴール右にうまく抜け出し、それほど角度はなかったものの、思いきりよく右足を振り抜いた。相手GKを強襲したシュートはストップされることなく、ゴールのなかに転がり込んでいく。
「ボールを受けたときから打とうと思っていた。GKの脇か、またの下か、自分ではわからなかったけれど、当たって決まりました。まあ、ラッキーですね」と、殊勲者の平野皓巴の笑顔がはじける。
個人技を中心に、ワンツーパスを織り交ぜながら攻めてくる江戸川大。その対応に苦慮するシーンも見られたが、かたや城西国際大も追加点を奪うべく、攻撃の手を緩めない。
1点のリードを保ったまま、ハーフタイムに突入。「0-0の気持ちでいこうと、みんなで確認し合った」とゲームキャプテンの徳元悠平が語るとおり、後半、風上に立った城西国際大はたびたびチャンスを創出していく。だが、なかなか追加点が奪えず、じれったい展開になってしまった。
「自分が決めていれば、というシーンが何度かあって、そこを決められなかったのは反省点」と平野皓巴が悔やめば、「一気に突き放したいと思っていたけれど、それができなかった。特に後半は押し込まれる状況が多く、守備に追われてしまった印象がある。でも、最後まで失点せず、粘り強く対応できたのはよかった」とボランチの松川翔は冷静に振り返った。
ドリブル突破からサイドを深くえぐられ、ヒヤリとするシーンがあったものの、シュートの局面ではしっかりとコースに体を入れてブロック。城西国際大のひとりひとりの守備意識が高く、失点を許さなかった。

