この日のスタメンはGKが前川天良、ディフェンスラインが左から川越理来、徳元悠平、安里駿汰、2ボランチが川尻龍司と河口海斗の2年生コンビ、左のアウトサイドが三宮捷、右のアウトサイドが井上達貴、そして3トップが城臺映伍、武者史也、上原牧人という3-4-3システムで臨んだ。
先手を取ったのは城西国際大だ。
前半10分、ペナルティエリアに進入した井上達貴がファウルを受け、PKゲット。これをゲームキャプテンの徳元悠平が右隅に決め、早くも均衡を破る。41分に追いつかれたものの、前半終了間際に先制ゴールのシーンをまるで巻き戻しているかのように「井上達貴がPKゲット、徳元悠平がPK成功」によって明海大を突き放す。
「1本目は最初から右にけろうと決めてけったけれど、2本目は助走から少し変化をつけて、相手GKと駆け引きしながら(最終的に)左にけりました。ちょっと危なかったけれど(苦笑)、決められてよかったです」(徳元悠平)
だが、後半に入ると、状況は一変する。
もっとも警戒しなければいけないといわれるキックオフ直後の3分に同点に追いつかれ、さらに31分に逆転ゴールを献上。城西国際大は追いかける側に回されてしまう。
振り返れば、3失点ともセットプレー絡み。その点を守備陣は猛省しきりだ。
GKの前川天良が「相手にFKのチャンスを与えないために、できるだけペナルティエリア近くではファウルをしないとか、ゴール前のマークのつき方とか、いくつも修正すべき点があった」といえば、右SBの安里駿汰が「相手がいろいろなトリックを使ってくるのは試合前からわかっていたのに、うまく対応しきれなかった。もっと注意しないといけなかった」と唇をいかんだ。
また、徳元悠平も「相手の身長が“でかい、でかくない”の問題じゃない。簡単にやられてはいけない」と厳しい表情で語った。

