3トップには2年生の城臺映伍、1年生の上原牧人に加え、春期まで左のアウトサイドでプレーした2年生の三宮捷が入った。ポジションを1つ前に上がったことに、三宮本人も「やり甲斐を感じている」と話す。守備陣は、経験豊富な4年生で構成。GK前川天良に、最終ラインは徳元悠平と安里駿汰の左右ストッパー、中央に戦線復帰した近藤諒大がならぶ。そして、左のアウトサイドに井上達貴、右に川越理来の両2年生がサイド攻撃を仕掛けた。
 嫌な予感は的中する。江戸川大はスカウティング通りに戦ってきた。いつも以上にしっかりとブロックを作って中央を締め、城西国際大の攻撃をサイドに限定してきたが、ここまでは想定された流れ。だが、攻守のキーマンに挙げられた初先発MF朝長が相手の圧力を前にリズムに乗り切れなかった。「いざ、公式戦となり、プレッシャーがかかった試合で気持ちが不安定だった。思うように前に進めず、ボランチとしてゲームを作ることも、セカンドボールを拾うこともできなかった」と猛省。
 攻撃は単調に。両サイドから攻め上がるも、クロスと中央のタイミングが合わず、前がかりな状態で何度もボールを奪われた。MF朝長とボランチで組んだMF川尻も「自分も含め、セカンドボールを拾うことが出来ていなかった」と話すように、江戸川大に簡単にボールを保持され、一気に攻め入られる場面を作られた。3バック中央のDF近藤が機を見て縦パスを入れて動きのアクセントを加えたが、攻めきれなかった。迎えた16分、城西国際大の左サイドを崩され、痛恨の失点。前半を0−1で終えた。
 ハーフタイム。福井監督はMF朝長に交代を告げた。代わってピッチに立ったのは、春期にも出場した2年生MF河口海斗。さらにベンチは58分、74分とすべての交代枠を使い、城臺、上原を下げ、3年のFW平野皓巴、MF藤井慎之輔を投入。1年生陣には、ほろ苦い秋期リーグの幕開けとなった。

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