試合は選手交代が功を奏し、65分過ぎからようやくエンジンがかかった。パスをつなぎながらゴールに迫り、コーナーキックの機会も増え、後半だけで8本。キャプテンマークを巻いたDF徳元がキッカーを務め、何度もゴール前へボールを送った。だが、集中力を保った相手の身体を張った守備に阻まれた。こぼれ球にボランチのMF川尻がよく顔を出したものの、枠内にシュートを打ちきれず、前半に奪われた1点が遠かった。
 結果は0−1の完封負け。悔しさをにじませた。次節は9月10日(日)の東京情報大との対戦。今回以上に力の差はあるが、サッカーは何が起こるか分からない。「いつか点が入るだろう、では勝てないと改めて強く感じた敗戦。1週間、福井監督、村井ヘッドコーチを含めて練習を重ね、攻撃のバリエーションを作って挑む。切り替えて、チームを引っ張っていきたい」(徳元)この敗戦でそれを強く学んだチームは気を引き締め、再出発する。

(取材・文・写真=レディオパワープロジェクト=有賀久子)