徳元悠平

 仕切り直しとなった第3節は10月24日、すっかり冷え込んだ夜空の下、城西国際大のキックオフで19時にスタートする。照明に映し出されたピッチにすべての目が注がれていた。

 リーグ最終戦となった、この日のスタメンはGKが前川天良、ディフェンスラインが左から工藤竜平、徳元悠平、安里駿汰、2ボランチが近藤諒大と河口海斗、左アウトサイドが三宮捷、右アウトサイドが川越理来、そして上原牧人、武者史也、平野皓巴の3人を前線に配した。

「国際武道大の結果を踏まえての試合だったので、心理的に難しい面はありましたが、自分たちがやるべきことは変わりません。“ボールを動かしてサイドから攻める、守備になったら積極的にボールを奪いにいく”。この2つを90分間、続けることが何より大切だと選手たちに伝えました」(福井哲監督)

 城西国際大が早くも先手を取る。
 前半9分、左CKのチャンス。キッカーはボランチの河口海斗だ。ゴール前に飛び込んでいったFW武者史也が競り勝ち、会場を沸かした。

 試合の主導権を握る城西国際大がボールを支配し、千葉大ゴールを攻め立てる。しかしながら、追加点を奪えないまま、こう着状態が続いた。ボールを動かし、両サイドで起点を作るものの、最終段階に入ったところでのクロスやシュートの精度を欠いた。

 そんな停滞ムードを打ち破ったのが前半43分に上原牧人に代わり、出場していた4年生の皆上弦輝だ。後半に入ってすぐ、ゴール右でボールを保持すると、少し内側に切り返し、左足を振り抜いた。

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