(取材・文・写真 小室功)
試合記事
千葉県大学サッカー選手権大会 vs明海大 2018.04.16
3点差に気をよくしてハーフタイムに入ったとはいえ、相手は一筋縄ではいかない明海大。「0対0のつもりでいこうと話をしました」と福井監督は警戒心を緩めない。 後半16分に動きの量が減ってきた平野皓巴から武内大輝に、25分には左SBの飯塚寿輝也からFWの徳田勘太に交代し、福井監督は攻撃の活性化を図った。 それがズバリ的中。武内大輝が切れ味鋭いドリブルで明海大の守備の混乱を誘えば、徳田勘太が交代出場直後のファーストタッチでゴールを決め、チーム4点目が入る。 後半28分には藤井慎之輔から上原牧人に、34分には井上達貴から田里駿に、それぞれスイッチした。終了間際に田里駿が直接FKを鮮やかに突き刺し、チーム5点目。笑顔を爆発させて、ベンチに走った。先週の帝京平成大戦ではハットトリック、今週は目の覚めるような一発を披露し、存在感をアピールしている。「直接FKを決めたのはサッカー人生で初めて! 自分でもビックリしています(笑)。結果を残さないと、次のチャンスももらえないと思っているので、こういういい流れを続けていきたいです」(田里駿) それにしても見事なFKだった。日ごろから練習をしているのか、尋ねると、田里駿は間髪入れず「しています」と答える。すると、それを聞いていたチームメイトから「してないだろう!」とツッコミが。そんな他愛ないやり取りにチームの雰囲気のよさがうかがえた。 5人目の交代カードは後半39分、右SBの佐々木良に代えて、菅原祐正を投入。短い時間ながら実戦経験を積ませた。 大勢に影響はないとはいえ、最後の最後に失点してしまい、キャプテンでもあるGK高須雄大は「難しい相手だけど、リスペクトしすぎず、チーム一丸となって戦うことができました。失点ゼロで終われたら、もっとよかったけれど」と反省しつつ「でも、これは次への伸びしろだと受け止めてやっていきたい。チーム全体として成長していくことが大事」と前向きにとらえていた。 準決勝の相手は江戸川大。明海大に劣らず、難敵だ。4月29日、国際武道大グラウンドで、11時30分キックオフ予定。 目指せ、アミノバイタル!

