今季リーグ戦初出場で初得点を挙げたMF橋本渉

 後半、さらに攻勢を強めたい城西国際大はFW井之元和之に代えて今期リーグ初出場のFW大久保俊を投入。フレッシュな攻撃に期待をかける。
 開始早々コーナーキックのチャンスを獲得。キッカーを務めたMF桑野淳史のボールはゴール前のDF廣瀬智行の頭にドンピシャ。見事な形でのゴールで3対0となった。
 追加点をあげたことでさらに攻撃に余裕が出てくる。後半12分には、MF加藤潤也のパスにFW大久保俊が合わせ4対0。今期初出場で期待通り初ゴールを奪う。その1分後には、MF加藤潤也が相手のボールをカットし、そのまま正確なロングシュートを放ち5対0。
 大量リードを奪ったところで城西国際大はMF小栗和也に代えて、今期リーグ初出場のMF橋本渉を投入。途中出場のMF橋本渉が入ったことにより、前線にさらに積極的な縦パスを入れていく事が可能になり、攻撃に厚みが出てくる。

 すると後半21分には、FW大久保俊からのパスに反応したFW米澤康太がゴールを決め6得点目。その2分後には、左サイドを駆け上がるDF徳元悠平からのパスをFW大久保俊が決め7点目。勢いの止まらない城西国際大。またもDF徳元悠平のパスにFW大久保俊が合わせ8点目をあげる。このゴールでハットトリックとなったFW大久保は「リーグ初出場で得点を決められ、チームにも貢献できて良かった」と振り返った。

 その後もMF加藤潤也が前線でボールをコントロールしFW米澤康太へと渡り9点目。「DF陣から頑張ってつないできたボールなので決めきれて良かった」とFW大久保俊に引き続きキャプテンがハットトリックを見せた。

 試合終盤にさしかかると、ちょっとしたミスから1点を返されるも、その直後左サイドでFW米澤康太が相手をかわしMF加藤潤也へ。加藤からボールを受けたMF橋本渉が決め10点目。「いつもの練習でやってきたものが試合に出せた」とはMF橋本渉。
 後半36分には、MF加藤潤也のパスをDF徳元悠平がシュートし一度ははじかれるも、それをMF村下和也が拾いそのままゴールへ。11点目が決まる。
 最後の最後まで運動量が落ちず追加点を狙い続けた城西国際大は、11対1と大量得点でリーグ3連勝を飾った。

 試合後、小山監督は「中盤からペナルティエリアのあたりまでは、前半もボールを動かせてやれていた。逆にそこまでは簡単にボールを運べているから選手たちが楽をしてしまっている。一番大事なペナルティエリア内やここというところで顔を出さないし、後ろからのサポートもない。だから人任せなプレーになってしまっていた。ただ前半PKで点が決まり、その直後にもう1点入ってからは本来の動かし方がでてきたかなとは思う。楽な試合は1戦もないよと選手にはいつも言っているので、残りの試合も1戦1戦集中してやっていきたい」と試合を振り返った。

 次戦は、21日ホームで東京理科大と対戦する。こちらも前回対決では11対0と大勝している。上位陣との対決が控える中、しっかりと勝ち点を挙げていきたいところだ。

(取材・文・写真=伊藤千紘)