
MF井本修都(アルビレックス新潟U-18)がダメ押し弾
4月の練習中に右足を痛め、リーグ前半戦を棒に振った井本は6月の第9節鵬学園で復帰。直近3戦で2得点と調子を上げてきた。この日の得点は「得意の角度。稲葉とは互いに特徴を生かし合っている。練習していた形」。納得の1発だった。
井本のドリブルは滑らか、かつ迫力満点で突き進む。現役時代、ドリブルで観客を沸かせた元日本代表FWの田中達也監督は、「守備や球離れの部分は荒削りで、今日も大きな声で何度も叱った」と笑ったが、「いい特長を持っているので、もっと輝けるように指導していきたいし、可能性を秘めている選手だと思う」とうなずき、賛辞を送った。
首位を走る新潟U-18は次節7月12日、アウェーで松本国際とリーグ戦中断前最後の一戦に臨む。ケガから完全復活した井本は「自分たちのレベルを示して勝ちたいし、個人としてゴールも狙いたい」と力を込めた。
(文・写真=編集部)
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