
立教池袋 vs 多摩大目黒
勝った多摩大目黒の遠藤雅貴監督は「点が入ってからは相手を引き出してショートパスで崩して、特に左サイドからいい形で流れるような攻撃ができました。攻守でバランスよくできました」と評価。その一方で「試合の入りは後ろに重かった感じがしました。前半はなかなかエンジンがかからなかった」と反省を口にした。
6-0の完勝だったが、遠藤監督が暗に示したように1点目までが遠かった。それもそのはず立教池袋は5バックを敷き、中盤に人数をかけ、ことごとく攻撃の目を摘み、はじき返し続けた。
「ブロックを敷かれて嫌だった」とMF長井が話したように、攻めてはいるものの、攻めきれない嫌な展開。守備に追われる立教池袋はなかなか攻撃に転換できず、チャンスらしいチャンスはほぼなく、多摩大目黒としてはじっくり攻撃できた。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選