劣勢の国士舘、1-0で東京朝鮮に競り勝つ

決勝ゴールを決めた国士舘MF20上田拓海

 4月12日、令和7年関東高校サッカー大会東京予選(40分ハーフ)が3会場で行われた。試合は0-0で迎えた47分。ペナルティエリア内で国士舘FW9石田凌空(3年)がシュート。一度、東京朝鮮GK1 シン サングン(2年)に阻まれたが、こぼれ球に反応したMF20上田拓海(2年)が押し込んで先制。これが決勝点となり、国士舘が1-0で勝ち、2回戦進出を決めた。

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 30分から途中投入された殊勲のMF上田。ベンチから「ボールを持ったらドリブルを仕掛けて、ゴールを決めてこい」と指示を受け、ピッチへ。「うまく詰めました」と振り返るように、エアポケットのようにできたスペースに入り込むなど、迷いのない思い切りの良さがプレーに出ていた。

▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選