“弱い代”が刻んだ強さの証 桐光学園が橘を下し3大会連続17回目の全国へ

桐光学園集合写真
等々力の空に、高らかに響く勝利の雄叫び。
3大会連続での全国大会出場をかけた準決勝の舞台で、桐光学園は「弱い」と言われ続けた代が、強さの証を刻んだ。
6月15日、令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選2次予選準決勝がUvance等々力スタジアムby Fujitsuで行われ、3-1で桐光学園が初の全国を目指した市立橘を下し、3大会連続17回目の全国大会出場を決めた。
試合は立ち上がりから動いた。10分、桐光学園のエースFW10倉持慶太が、MF8松岡奏友のパスに抜け出して右足でネットを揺らす。キャプテンマークを巻いた倉持にとって、これで予選3試合連続ゴール。だが、その2分後だった。市立橘はロングスローのこぼれ球にMF8田中龍之介が反応し、すぐさま同点に追いつく。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選

