「絶対勝ちたかった」 横浜商大高、執念の3ゴールでインターハイの雪辱を果たす

横浜商大高イレブン
10月12日、日大藤沢NFグラウンドに秋晴れの陽光が降り注いだ。第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選2次予選2回戦、平塚学園vs横浜商大高。4カ月前、インターハイ予選で涙を飲んだ横浜商大高にとって、この日は単なる2回戦ではなかった。リベンジ、その一心で積み重ねてきた日々の、答え合わせの時間だった。
「どうしてもリベンジしたくて」。試合後、安達伸彦監督の目に涙が溢れた。旧知の仲である平塚学園・井原康秀監督との再戦。前回の敗戦から約4カ月、横浜商大高の選手たちは「ここで負けたら終わり」という覚悟でこの日を迎えていた。キャプテンDF3玉木琉生は、こう言い切った。「2回戦のどこの高校よりも絶対に思いが強かった」。その言葉通り、試合は想いが激しくぶつかり合う80分となった。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

