
都立小平西 vs 都立豊島
それでも1点をもぎ取った都立豊島。その要因を語るDF17村山からは自身のチーム内の存在の大きさが伝わる。
「(ハーフタイムでは)やっていれば、点は取れる。だから自分たちがやれることをやろう。うまくいかないからといって、プレーをやめてしまうのはもったいないと伝えました。3年生17人全員が残ったので、その責任がある。だから最後までちゃんとやろうと。(後半開始直前の)円陣のときにも、やろうとしていることはちゃんとしているから最後までやろうと声をかけました」。喧々諤々のベンチは後半に向け落ち着きを取り戻した。
さらにDF17村山は勝因を2つ挙げた。
「体力面もあります。延長を含めた100分間、戦える体力作りはしています。足が止まらない。相手が止まったときにどれだけいけるか。そして選手層の厚さ。途中から入った選手たちはスタメンと遜色ない、いや、それ以上の実力があります。相手は戸惑うはずです」と日頃の練習の賜物が活きたようだ。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

