試合の序盤と終盤、先制点と駄目押し点を決めた加藤はAチームとBチームを行き来していたそうだが、10月5日のT2リーグ、三菱養和B戦の前日にAチームに引き上げられた。この試合ではウイングバックを担当している。
背番号13は「またFWに戻ったので、自分の武器である積極的にシュートを振り抜くことを意識しました。1点目は前日練習で佐々木からのパスを決めていたし、2点目は吉田と目が合ったので(パスが)くると思いました。ファーストタッチが良かった」と振り返る。
今大会の抱負については「全国選手権出場から離れているので、悔いの残らないように自分の力を出し切って優勝し、監督に恩返ししたい」とはっきりとした口調で話した。
守備のかなめでもある189センチの大型GK宗楽陶(3年)に試合内容を尋ねると、「初戦なので緊張していましたが、しっかりゲームに入って守備も安定していたし、(攻撃の)組み立てもできていた。安心して見ていられました」と総括する。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

