東海大高輪台 vs 東京朝鮮中高級学校

 前半は内容的にほぼ互角の攻防を繰り広げ、両チームともそれほど多くの決定機はなかった。

 東海大高輪台は前半34分、宮崎が右サイドをえぐってグラウンダーの最終パスを送ると、中島が右足ダイレクトで合わせたがバーをなめるように通過していった。

 東京朝鮮中高級学校も3-4-2-1システムを採用し、主将のCBリュッ ユノ(3年)が堅固な守備をまとめ、両ウイングバックがスピーディーに外から攻撃参加。ドリブルと的確なパスで攻撃をリードするチョン チャンピョン(2年)、 キックの精度が高いチェ トンウッ(2年)のシャドーが前線、中盤をめまぐるしく動き回り、1トップのリャン サンヒョン(2年)にくさびのボールを預ける攻撃を展開した。

 前半の決定機はセットプレーの流れから、26分にCBキム チャンウ(3年)が強烈なヘディングシュートを放ったが、DFにブロックされて先制機を逃した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選