前橋育英 vs 神戸弘陵

 2点を追いかける立場となった前橋育英は、後半開始から2選手を前線へ投入。46分、交代出場したFW田野央哩波が右足でシュートを放ち、62分には左サイドでテンポよくパスをつないでゴール前へ侵入して、エリア内でのワンツーから抜け出した選手のシュートがネットを揺らしたが、これはオフサイド。その後も攻め続ける展開の中、70分に後半開始から投入した田野を下げて、FW関蒼葉を送り込む。すると、その関が投入直後の71分にゴールを決める。エリア外から柴野の放ったシュートのDFの跳ね返りが関の足元へ来て、放ったシュートは相手DFの足に当たってGKの頭上を越える軌道となり、ゴールネットを揺らして1点差に詰め寄る。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権