福知山成美 vs 近江B(写真＝雨堤俊祐)

　高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ（参入戦）が12月20日にJ-GREEN堺で行われた。関西の2府4県で上位に入った12チームによって、3つの昇格枠をかけて争われるプレーオフ。S11人工芝フィールドの第2試合では、福知山成美（京都府1部リーグ2位）と近江B（滋賀県1部リーグ1位）が対戦した。

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　福知山成美は4-2-3-1の布陣で、J3･奈良クラブに入団内定のFWオランスカンミ･ダヨ(3年)は右サイドで先発。同じナイジェリア人留学生のMFアデオラ・デイビット(3年)はトップ下、DFアブドラモン・テスリム(3年)はCBに入った。また、攻撃時には副主将のMF米田慶哉(3年)がボランチから一列前へ上がって4-1-2-3のような形でゴールを狙う。対する近江Bは3-4-2-1を基本布陣とするが、ボールを保持する際は初期配置からポジションを崩して攻撃に関わっていく選手、それに連動して空いたスペースに入る選手といった流動的な様子が見られた。